頸椎症、肩こり、五十肩(肩関節周囲炎)坐骨神経痛、椎間板ヘルニア、変形性脊椎症、骨粗鬆症、腰痛、変形性膝関節症、関節リウマチなどなど、様々な痛みで辛い日々を送っている方は大勢いらっしゃると思います。
その大半は鎮痛剤を飲んだり、張ったり、お尻から入れたり、注射したり。
「痛みをとること=治ること」だと勘違いしている方も少なくないようで・・・。
鎮痛剤は、痛みや熱を抑えて症状を和らげてくれますが、治してくれるものではありません。
それどころか、血流が悪くなることで自然治癒力が落ち、治るのが遅くなることさえあるのです。
また、膝の痛みにグルコサミンなどのサプリメントが通販のみならず、ドラッグストアでも売れています。
皆様は、膝軟骨のクッション性が上がるイメージをお持ちのようですが、摂取されたグルコサミンのタンパク質成分は消化管内で消化酵素の働きによってアミノ酸に分解されます。
吸収されたアミノ酸は血液に乗って全身に運ばれるのですが、これが必ずしも軟骨運ばれるわけではありません。
さて、では「治る」とはどういうことなのでしょうか?
肩、腰、膝、場所はどこであれ痛むのであれば、筋肉や骨など組織に破壊があります。
治るためにはそこにできた破壊産物(ゴミ)を処理しなければいけません。
そのゴミを処理するのが白血球です。
同時に修復するためにコラーゲンなどが集まってきます。
つまり、「治る」とは傷ついた細胞が体内で処理され、新しい正常な細胞に生まれ変わることです。
この流れを極力邪魔することなく、正常に進ませることが必要です。
漢方療法は体質に合わせて根本から改善を目指すことが可能です。
変形が進み過ぎて、骨化が進んだような末期の状態を改善させることは難しいので、出来るだけ早い段階で漢方薬の助けを借りることをお勧めします。
【漢方の痛みの考え方】
痛みは中医学では「痺症」といいます。
痺症は生体側の陰陽・気血のバランスが失調したことを元に、六淫の侵入によって引き起こされます。
六淫の中でも、風・寒・湿の三つの邪気の影響を受けて発症するとされています。
現在日本における痺症は、湿邪が中心になっていることが多いのですが様々な原因が複雑に絡み合っていることほとんどです。
ですから、中医学的にあなたの痛みの原因が
などのうち、どの要素が強いのかを考慮し漢方薬を選定します。
・炎症によってできた細胞の死がいの除去
・破壊された組織の再生
・痛みを和らげる
この3つを柱にあなたの抱えた痛みの問題にアプローチしていきます。
そのために症状や生活習慣をよくお聞きし、食事・生活指導を中心に、あなたの体質に合った漢方薬・サプリメントを選定いたします。
なんとかしたいあなたの想いを一生懸命応援させていただきます。
特に、現在の辛い症状や気持ちを聞いてほしい方。
しっかり相談して自分に合った健康法をしたいけど、相談する人がいない方。
そのため、今やっている健康法(通院や通販など)に自信のない方。
に大天堂薬局は向いています。