更年期は、「第二の人生」をさらに実り豊かにするための準備期間で通常は避けられない時期です。
ですから更年期になると様々な症状が出るのは仕方がないことなのですが、日常生活に影響するほどひどい症状が出る方がいます。
それが、いわゆる「更年期障害」です。
つまり、それ自体はけっして異常なことではなく、程度の差こそあれ、女性ならば誰にでも起こる、自然なからだの変化です。
大事なのは、この時期を上手に過ごせるかどうかがそのあとの第二の人生のあり方を大きく左右するということです。
その意味で、更年期というのは、第二の人生を健康でイキイキとしたものにするための準備の時期でもあるのです。
思春期から閉経を迎えるまで女性ホルモンによってコントロールされています。
エストロゲン(卵巣ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)があります。
エストロゲンはひと言でいえぱ女性らしさを作るホルモンです。
胸を大きくしたり、女性らしい体つきをつくったりします。
妊娠や出産に適した体をつくるのもエストロゲンの役割です。
ー方のプロゲステロン(黄体ホルモン)は妊娠のホルモンといわれています。
その理由は妊娠をスムーズにし、いざ、妊娠したときは胎児を守る働きがあるからです。
このふたつのホルモンの分泌量が、周期的にそれぞれ増えたり減ったりしながら、女性の体と心に大きく影響を及ぼします。
【女性ホルモン(エストロゲン)が減少すると・・・】
自律神経のバランスが崩れ、さまざまな症状が全身にあらわれます。
肩凝りや頭痛、疲労感、めまい、不眠、冷え、下痢や便秘、食欲不振、生理不順など
いわゆる不定愁訴といわれるもので、一度に複数の症状が出たり、日によって症状が違つたりするのが特徴です。
検査をしても異常がみつからないので、本人は原因がわからずに不安がつのり、ますます調子が悪くなるという悪循環にもなることもあります。
精神的ストレス、身体的ストレスが多いと症状が悪化します。
などがあります。
どんなに体力に自信がある男性も、必ず老化します。
それが最初に出る時期が更年期です。
男性更年期の正式な病名は「加齢男性性腺機能低下症候群(LOH症候群)」。
男性ホルモン(テストステロン)は筋肉を増やす働きだけでなく、認知機能や血管の柔らかさ、脂質代謝や性機能などに広く関係しています。
分泌量が減ってくると、
・集中力や意欲が低下
・物覚えも悪くなる
・筋力低下で日常生活や行動範囲が狭くなる。
・排尿異常や男性機能が衰える。
などの症状が現れますが、特に、うつ病に似た精神症状が主となります。
女性の更年期障害は期間限定です。
しかし、男性の場合、テストステロンが生涯減り続けるので長期にわたり不調が続きます。
生殖機能が終わる年齢も個人差が非常に大きく、その衰え方は女性に比べて非常に緩やかです。
本来30歳をピークに年に1%ずつ死ぬまで徐々に低下していくのが正常な性ホルモン減少パターンです。
男性ホルモンの濃度が急激に低下しはじめる場合もあります。
その原因は「心理的要因」や「社会的要因」が相互に絡み合いストレス過多になっているせいだと考えられます。
などがあります。
症状は十人十色。
辛い症状を和らげながら、自律神経やホルモンなど身体全体のバランスをとることが必要です。
ですから、症状や生活習慣をよく伺い、食事・生活指導を中心に、あなたの体質に合った漢方薬・サプリメントを選定いたします。
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