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◎ 自律神経ご存知ですか?

当店には「自律神経失調症」と病院で言われた、

または、ご自身でそう思って来客される方が多いです。

お話を聞いていると、確かに自律神経の乱れから調子を崩している方が多いです

ただ、みなさん「自律神経失調症」という名前は知っているのですが、

肝心の「自律神経」が何か曖昧な方も多いようです。

そこで今回は、「自律神経」について簡単に解説してみます。

 自律神経は、60兆にも及ぶ身体のほとんどの細胞の働きを調整するために、

全身に分布している神経です。

自律神経は私たちの意志では自由にならず、

逆にいうと、無意識でも動いていてくれるわけです。

脳が命令しなくても、今このときもあなたの心臓が鼓動し続け、

数時間前に食べた食事の消化や吸収を続けているのも、

自律紳経の働きによるものです。

消化、吸収、体温調節、排泄、生殖といった日常的な行為を行うための機能を

片時も休まず調節する、働きっぱなしの神経が自律神経なのです。

そんな自律神経も、一種類ではありません。

活動するときと休むときでは、働く自律神経の種類が違うのです。

行動や運動を担当する神経で、血管を収縮させ、血圧や心拍を上昇させ、

食欲を抑制するのが『交感神経』とよぱれるもの。

また、休息や食事を担当する神経で、血管を拡張させ、血圧や心拍を低下させ、

胃腸の働きを活発にするのが『副交感紳経』です。

この二つの自律神経がきっちりと役割分担をしています。

つまり、私たちの日々の生理現象は、

『交感神経』と『副交感神経』の二つの神経が刻々と変わる状況に応じて、

上がったり下がったりするバランスで成り立っているのです!

 体調がよく健康なときは、『交感神経』と『副交感神経』との上がり下がりが極端にはなりません。

どちらかに固定されて静止することもなく、

公園の遊具のシーソーようなギッタンバッタンのバランスで保たれています。

「自律神経失調症」とは、シーソーのバランスが崩れ、

どちらかに偏ったり、激しくギッタンバッタンしている状態です。

放っておくと、いつまでたっても良くならない悪循環にハマってしまいます。

心当たりのある方は、キチンと対処しましょうね(^.^)/~~~