Aさん 「最近、膝は痛いし、頭がすっきりしないんだけど、なんかいい薬はないですか?」
ドクター 「ロコモティブシンドロームに効く薬はないよ。老化だからしかたないね。」
先日、当店にお見えになった方が、医院の先生とこのような会話をしたそうです。
最近、「ロコモティブシンドローム」という単語を耳にする方も増えているのではないでしょうか?
今日は「ロコモティブシンドローム」について解説します。
『ロコモティブシンドローム』とは、運動器症候群のことで、
運動器の障害で要介護になる危険性が高い状態になることです。
日本整形外科学会が、2007年に提唱しました。
「運動器の障害]の原因には、大きく分けて、
「運動器自体の疾患」と「加齢による運動器機能不全」があります。
たとえぱ変形性膝関節症、骨粗しょう症に伴う円背.易骨折性.変形性脊椎症、脊柱管狭窄症など。
あるいは関節リウマチなどでは、痛み、関節可動域制限、筋力低下、麻痺、骨折、痙性などにより、
バランス能力,体力、移動能力の低下をきたします。
加齢でも身体機能は衰えます。筋力低下、持久力低下、反応時間延長、
運動速度の低下、バランス能力低下などがあげられます。
「閉じこもり」などで、運動不足になると、これらの筋カやバランス能力の低下などと、あいまり
「運動機能の低下」が起こり、容易に転倒しやすくなります。
大天堂薬局にも、変形性関節症や骨粗しょう症を気にされる方はいらっしゃいますが、
若い時からしっかり予防されている方は、大丈夫か軽症です。
80代、90代の方でも憧れるくらいスイスイ歩いてくる方もいらっしゃいます。
「CM作る時は是非出演して下さいね!」なんていつも笑いが起きます(^◇^)
予防はいつからでも出来ます。
生活の質を高めましょう(^.^)/~~~