「気力が出ない。」
「〇〇に強いストレスを感じていて眠れない。」
「食欲がない。」など
最近、このように訴える、ご高齢の方とお話する機会が増えています。
ですが、私が予想するより早く回復されて喜んでいただいています。
この方たちの共通点は「生活習慣の乱れが少ない」ことです。
そして、「前向きに良くなりたい」と考えています。
この方たちが納得していることは
「薬さえ飲んでいればよいということではない」ことです。
誰かに治してもらうのではなく、
もちろん薬に治してもらうのでもなく
「自分で治す」という意識を持つことが大切です。
「自分で治す」つまり「自然治癒力」を発揮するということです。
私は、この力を最大限に発揮できるようにお手伝いしています。
私が、生活指導に力を入れているのは、
「薬と生活習慣が矛盾してはいけない」と考えているからです。
火を消しながら、油を注ぐような治療、
乾かしながら、水をまくような治療では、効果があがらないんです。
「生活習慣を正し、漢方薬やサプリメントで補助する」
当たり前のことですが、実行するのはとても難しいことです。