「これからインフルエンザも怖いし、薬の効かない細菌も出てきてるし
ちゃんと免疫力つけておかないと!!」
最近、大天堂にお見えになるいろいろな方がおっしゃいます。
多くの方がこのように考えていることは、とてもうれしいことです(^_^;)
新聞などで院内感染の発生がたびたび取り上げられています。
大学病院で多剤耐性菌アシネドバクター・バウマニによる死者がでたことや、
ほとんど抗生剤の効かない新しい耐性菌が入院患者から検出されたことなどです。
細菌は抗生剤の攻撃から何とか生き延びようと、変異を繰り返します。
一方、頼みの抗生剤の開発は、難しくなっています。
専門家は
「複数の薬を試しながら、効く薬を探す。
それがない場合は対症療法(咳が出たら咳止め薬、鼻水が出たら鼻炎薬など症状を隠す方法)
を続けながら、患者の免疫力が細菌に打ち勝つのを待つしかない」(2010,0914毎日新聞)
と指摘しています。
つまり「しっかり自己防衛しなさい」ということです。
いつも私とお話している方は、耳たこですよね(^_^;)
何はともあれ、
免疫が弱っている人(がん治療中、糖尿病、透析患者、高齢者、ストレスが多い方など)は
しっかり免疫力を高めておきたいですね。
そのために、ただ漢方薬やサプリメントを飲めばいいわけではありません。
一人ひとりの生活の質が重要です。
あなたの免疫は大丈夫ですか?
P.S
免疫学というと、いろいろな専門用語がでてきて相当複雑です(^_^;)
「免疫」とは、広い意味で「自分の身体を守ること」とお考えください。